IDEC

Japan

社員インタビュー06

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日本での就職活動の中、「人や命への配慮」が入社の決め手に

IDECに入社したきっかけは?
高校時代から日本のアニメ文化に興味を持ち、中国で日本語を2年間習った後、日本の大学に進学しました。卒業を前にして、日本企業の精神や理念を勉強し更に日本への理解を深めたいと思い、日本での就職を決意しました。そんな中で私がIDECを選んだ理由は、「人がミスをしても、機械が壊れても、事故が起こらないようにする」という「人や命への配慮」に共感したからです。会社案内、工場見学を通して、安全や信頼性に非常に高い意識を持っていることや、社員の親切な人柄を感じることができました。入社後の今も、IDEC社員一人ひとりの優しさにいつも助けられています。

お客さまからの「ありがとう」のために今日も奔走

現在の仕事内容
生産・SCM本部、ロジスティクスセンター内の海外CRM(Customer Relationship Management)グループは、海外販売子会社や代理店に向けた顧客サービス業務を行っています。私は、価格や納期の新規見積もり、受注処理、受注後の納期調整、船積み手配など輸出に関する一連の業務を担当しています。一番やりがいを感じるのは、お客さまから「ありがとう」の言葉をいただいた時です。逆に言うと、顧客ニーズを満たせない時はとても悔しいです。
以前、通常は月に数百個程度の受注がある製品が、突然、数万個の受注が入ったことがあります。海外販売子会社の営業マネージャー、購買部門、生産部門とともに、顧客がその製品を本当に必要とする時期や、その製品を作るための部材、工数などの調整をして、通常の船の物流ではなく航空便を使用し、500個-1000個ずつの出荷手配をして、何とか顧客のデッドラインに間に合わせることができました。IDECのビジネスはグローバルに拡大しており、このように、これまででは考えられないようなケタ違いの注文が入ることがあります。出荷完了後は顧客と今後の需要について打ち合わせをし、生産予測情報を入手するなどして、それ以降のトラブル回避につなげるようにしました。こういった経験を積み重ね、難しい受注にも対応できる力を磨いていきたいです。

急成長する中国の現場を感じた、海外トレーニー勤務

これまでで印象的だった仕事は何ですか?
入社4年目に上海の販社に海外トレーニー(若手海外研修制度)として駐在し、役員の秘書業務や納期短縮を目指した顧客サービス業務を担当しました。お客さまと近い距離で仕事をしたことによって、生産側と顧客の両方のニーズをバランスよく考えられるようになったことが一番の収穫です。業界によって売れ筋の製品や納期に対するニーズが違うことも分かり、そういった視点も身に付きました。また、急激なスピードで成長する中国の現場を見て、納期に対する要求の厳しさなどに触れ、「日本=スタンダード」の考え方では通用しないと強く実感しました。海外販売子会社と本社の違い、中国と日本の違いを様々な面で感じた1年間でした。

より顧客に近い場所で、よりグローバルに

今後叶えたい夢
将来は、今回の海外トレーニーで経験したような、顧客に近い部署で仕事にチャレンジしたいと考えています。そのためにも海外販売子会社と直接対話する機会をもっと増やしていく必要があります。そうしてIDECのさらなるグローバル化に貢献していきます。