水素ガスを扱う現場に対応

VMV形非点火防爆構造LED照明器具

水素ガスを扱う危険場所に設置可能かつ省エネと優れたデザイン性を両立したLED照明です。

導入前の状況

水素を扱う工場へのLED照明導入の課題

プラント設備に対して企画提案を行う際には、省エネの観点からも望ましい照明器具を選定することが求められています。
しかし、耐圧防爆構造LED照明器具は初期投資費用が高く、なかなか顧客ニーズに応えることができませんでした。

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導入による効果

ゾーン2の危険場所に適したVMV形の導入により初期投資費用削減と省エネを実現

ゾーン2の危険場所に適したVMV形を採用することにより、初期投資費用を削減しながらLED化による省エネを実現することができました。

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VMV形の選定ポイント

1. 投資回収期間5年未満で防爆照明をLED化

防爆照明を一般の天井照明のようにLEDに置き換える場合は、危険場所に適した防爆LED照明器具を選定することでイニシャルコストを削減することができます。

VMV形は「国際規格に整合した技術指針2008」に適合した非点火防爆構造(タイプn)のゾーン2専用の防爆LED照明のため、安全増防爆LED照明と同等の小型・軽量を実現しています。VMV形を採用することにより、短い投資回収期間で防爆照明のLED化が可能です。

2. 安定点灯と最適な照度の実現による作業性確保

水銀灯や蛍光灯は点灯するまでに時間がかかりますが、LED照明は即時点灯ができるため、無駄なく、作業の必要性に応じた点灯が可能です。また、VMV形の別売アクセサリとして販売しているグレア抑制カバーを使用することによって、LED照明独自の眩しさや、光の残像による作業効率の低下を防ぐことができます。

VMV形は効率的に光をコントロールする特殊光学レンズや、光源のロスを低減するドームガラスを採用しているため、従来の照明器具と同じ照度を保ったまま設置灯数を削減できます。

3. 電球交換にかかるメンテナンスコストを削減

LEDは水銀灯の約5倍の寿命を持つため、照明のLED化により電球交換の作業工数、予備部材・廃棄費用といったメンテナンス費用と手間を削減することができます。VMV形は+40℃環境で約100,000時間以上の長寿命を実現しています。

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お客様の声

水素ガスを扱う工場向けに優れたデザイン性と省エネを両立したLED照明の導入が可能に

プラントメーカー プラント設備設計者C様
(総合ガス生産メーカー様向けに最新プラントの企画提案を行っているプラント設備設計者様より)

最新プラントには、主に水素を含む各種産業ガスを製造・販売する工場が含まれます。
防爆エリアは、工場内の道路や護岸までなど、会社や工場ごとに設定されているため、そのエリアに適した灯具選定が必須となります。

これまでの防爆といえば堅牢性重視で、いわゆる強固な鋳物のイメージでした。特に、耐圧防爆照明は筐体が大きく、デザイン性に難点がありました。

IDECのVMV形は防爆性能に加えて、小型・軽量でデザイン性にも優れています。灯具の照光部分がドームのような形状をしているので、天井などに埋め込んで設置するのに最適で、横から見ても灯具の点灯状態が確認できます。電気代を削減できる省エネタイプの防爆LED照明は、即時点灯するため、作業の必要性に応じたこまめな点灯・消灯が可能になりました。

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今後の目標

これからは、ゾーン2の危険場所に最適な防爆LED照明として、優れたデザイン性と省エネを両立したVMV形をプラントユーザー様に提案していただくことを検討いただいています。

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