ISO14119の最新動向

ISO14119は「機械類の安全性-ガードと共同するインターロック装置-設計及び選択のための原則」であり、可動式ガードの開閉を検出して機械の作動許可や停止を行うインターロック装置の使い方に関する規格(B規格)です。
この規格が2013年に大幅に改定されました。

基本的な手順としては以下の通り進めることを要求しています。
1) インターロック装置を無効化する動機の有無を確認。
2) 上記1)で動機があると判断された場合、設計方策や代替運転モードでインターロック装置を無効化する動機を除去または最小化を行えるかチェックする。
3) 上記2)で動機を除去または最小化できない場合、無効化に対する追加の方策を行う。

ここでは、無効化に対する追加の方策を解説します。