IDEC株式会社(社長:舩木俊之)、常務執行役員・技術戦略本部長 藤田俊弘が、2013年10月3日(木)に経済産業省工業標準化表彰経済産業大臣表彰を受賞しました。
さらに、IDEC株式会社として、日本規格協会標準化貢献特別賞を企業としては初めて受賞しましたので併せてお知らせいたします。
【表彰式:11/3・AM11:00・都市センターホテル(東京都千代田区) 】
1)常務執行役員・技術戦略本部長 藤田俊弘 、工業標準化表彰経済産業大臣表彰受賞
■工業標準化事業表彰制度とは
本表彰は、国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定や、JISの国内規格策定といった、
標準化推進活動に優れた功績を有する人材を表彰する制度であり、毎年、工業標準化推進月間である10月に、
工業標準化事業表彰式が開催されます。
功績に応じて、内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰及び産業技術環境局長表彰があります。
□経済産業大臣表彰(今回受賞)
工業標準の策定や具体的な製品・サービスが特定の工業標準に合致しているかを評価する活動
(適合性評価活動)に顕著な功績があった者及び組織に対する表彰です。
■受賞理由
IEC/SC17B/WG3(低圧開閉装置および制御装置)に日本代表として参画し、3ポジションイネーブルスイッチの国際規格化を提案し
2006年10月、IEC60947-5-8として日本発の国際安全規格のIS化に成功。
これにより、世界の主要ロボットメーカの安全操作装置として当該スイッチが使用されることとなり、
日本の世界シェア拡大及び世界の生産現場の安全化に貢献しました。
また、上記経験を踏まえ、事業戦略と連動した国際標準化戦略の重要性に関する講演や講義を数多く行ない、
国際標準化に関する普及・啓発、人材育成に熱心に取り組まれていることが称えられ、受賞が決定されました。
2)IDEC株式会社、日本規格協会標準化貢献特別賞 受賞
■日本規格協会標準化貢献表彰制度とは、
一般財団法人 日本規格協会が、標準化と品質管理の普及促進に著しく貢献のあった個人・法人を表彰する制度です。
■受賞理由
グローバルな企業間競争が激化する中、ものづくりに必須である制御機器メーカーとして、事業戦略と連動した
国際標準化を積極的に行うと共に、国際標準化の重要性について失敗例・成功例を交えた講演を数多く行い、
普及・啓発に多大に貢献している。
2006年には経済産業省、日本規格協会支援のもと、日本主導で3ポジションイネーブルスイッチのIEC規格化に成功。
安全ビジネスとして成功すると共に世界の生産現場の安全化に貢献しました。
また、IECの上層機関であるIEC/ACOS日本代表委員や産業用ロボットの安全規格であるISO規格、
ISO10218の日本代表委員としての活動など、幅広く国際標準化活動に積極的に取組み、
日本のプレゼンス向上及び産業界発展に寄与したことにより、企業としては初めて受賞が決定されました。