ニュースリリース

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RFID方式 HS3A非接触安全スイッチ新発売

IDEC株式会社(社長:舩木俊之)は国内では初めて、最新国際安全規格に対応したRFIDによる検出方式を搭載した、非接触安全スイッチを1月28日(金)より新発売いたします。

[開発の意図]


2003年に機械安全の国際規格ISO12100の正式発行、2006年4月の労働安全衛生法の改定によるリスクアセスメントの考え方の導入に伴い、国内の安全に対する意識は急速に高まってきています。
従来の非接触安全スイッチは専用モジュールとの組み合わせで安全カテゴリ4を実現していた為、異なるモジュールとの組み合わせで使用する事が出来ませんでした。
今回発売するHS3A形非接触安全スイッチは回路内部の異常を自動的に検出する機能を内蔵しているため、特定の安全リレーモジュールやセーフティコントローラなどに依存せずに世界最高レベルの安全カテゴリ4/PLe ISO13849-1:2008)を実現しています。これによりお客様の装置のリスクレベルに合った安全構築の実現に貢献します。



[主な特長]


■最新国際安全規格対応
対応パフォーマンスレベル→ PLe (EN ISO 13849-1:2008による)
PLとは安全機能の維持能力を制御システムの構成に信頼性などの要素を加味した指標。 a〜eの5段階で定められeがもっとも安全性能が高い。


対応可能な安全カテゴリ → 4(EN 954-1による)
リスクアセスメントの評価に基づき、安全を確保するための機能(安全機能)を決定する上での指標。
B〜4の5段階に分類されており、4が最も安全性能が高い。


■安全機能内蔵
センサヘッドに安全機能内蔵で、特定のモジュールとの組み合せに依存せずに安全システムの構築が可能。


■開き扉、スライド扉、がたつきのある扉でも設置可能
RFID方式の採用により、扉をゆっくり閉めてもエラーが発生しません。


■耐環境使用に最適
アクチュエータに磁石を使用していないので、鉄粉など金属切粉が付着しにくい構造。


■優れた無効化防止機能
センサヘッド部はマルチコードタイプとユニコードタイプの2種類を用意。
センサヘッド部とアクチュエータが1対1で対応するユニコードタイプは、予備のアクチュエータによる無効化を防止。


■保護構造
センサーヘッド部はIP67。アクチュエータはIP67/IP69K。


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