ニュースリリース

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HS5E-K/鍵付安全スイッチ・HW/鍵付セレクタスイッチ(ピンタンブラータイプ)を新発売

メンテナンス時の安全確保に優れ、ソレノイドではなくKey(鍵)にてロック/アンロックを行うHS5E-K形/鍵付安全スイッチと、共通Key(鍵)で操作できるHWシリーズ/鍵付セレクタを2010年7月30日(金)より発売します。


[開発の意図]
2003年に機械安全の国際規格ISO12100の正式発行、2006年4月の労働安全衛生法の改定により、国内においても機械・装置の安全化が急速に進んできています。機械安全における原則は人と危険区域をガードなどで物理的に隔離することですが、通常、ガードで危険源を隔離して自動運転を行っている機械も、メンテナンス時はガード内の危険区域で作業が必要となる場合があります。
今回発売する「HS5E-K形/鍵付安全スイッチ」は、作業者が危険区域内にKey(鍵)を持ち込んでいる間は安全スイッチはロックせず、危険源も停止状態なので作業者の安全が確保できます。
さらに、同時発売の「HWシリーズ/鍵付セレクタスイッチ(ピンタンブラータイプ)」とキー形状を同じにしており、装置のモード切替とドアのロック解除がひとつのKey(鍵)で可能になりました。
また、従来のソレノイドによるロック/アンロックではなく、Key(鍵)にてロック/アンロックを行う為、爆発性雰囲気での使用が可能になります。


[HS5E-K形/安全スイッチの特長]


 

■ ソレノイドでロック/アンロックではなく、Key(鍵)にてロック/アンロックを行う為、「ホステッジコントロール」が可能


作業者はKey(鍵)をガード内に持ち込むことにより、第三者による予期せぬ機械の運転から危険を回避することが可能。


※ホステッジコントロール: Key(鍵)を「ホステッジ(hostage:人質)Key(鍵)」と呼び、ホステッジKey(鍵)を使った作業者の安全確保の方法を「ホステッジコントロール」と呼んでいます。


■ 鍵付セレクタと組み合わせた部分モード切替が可能。


同時発売のHWシリーズ鍵付セレクタスイッチ(ピンタンブラータイプ)とKey(鍵)が共通
なので、ひとつのKey(鍵)でガードドアのロック解除と、危険区域の中にある装置のモード切替が可能です。


■ Key(鍵)ナンバーは異なる16種類を用意。


同一key(鍵)ナンバー機種の複数使用における、第三者による予期せぬ機械の運転から危険を回避することが可能。


■ 爆発性雰囲気のアプリケーションにロック付安全スイッチとして使用可能。


従来、爆発性雰囲気ではソレノイドを搭載していないロックなし安全スイッチしか使用できなかったが、Key(鍵)にてロック/アンロックを行う為、使用が可能。


[HWシリーズ/鍵付セレクタスイッチ(ピンタンブラータイプ)の特長]


■ HS5E-K形鍵付安全スイッチと組み合わせた「ホステッジコントロール」が可能


HS5E-K形鍵付安全スイッチとKey(鍵)が共通なので、ひとつのKeyでガードドアのロック解除と機械や装置のモード切替が可能です。


■ Key(鍵)ナンバーを16種類ご用意


Keyを使い分けることで作業者や作業内容の限定可能。


■ 直接開路動作機能付


b接点(NC接点)は直接開路動作機能付なので、モード切替などで安全確保のためのシステム構築が容易です。


■ 豊富な機種バリエーション


2ノッチ・3ノッチ、各位置停止・リターンタイプ、鍵抜け仕様など豊富な機種バリエーション


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