ニュースリリース

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(一社)ファインバブル産業会(FBIA)のウルトラファインバブル技術利用製品第1号として登録!

 IDEC株式会社(代表取締役会長兼社長:舩木 俊之)は、ファインバブル技術の国際標準化などを推進している一般社団法人ファインバブル産業会(以下、FBIA)のファインバブル製品登録制度を活用し、ウルトラファインバブル発生装置と、ウルトラファインバブル技術を活用した植物工場ラボ、佐用まなび舎農園及び佐用まなび舎農園で栽培している夢茜(トマト、トマトジュース)を、「ウルトラファインバブル技術利用製品・利用サービス・利用加工製品」の第1号として登録しました。

 IDECは、1990年からファインバブル生成技術を研究しており、今では生成技術、計測技術、応用技術、そしてISO規格開発等において、世界を牽引するトップ企業としてウルトラファインバブルの普及を推進しています。

 今回登録されたIDEC福崎植物工場ラボでは、ファインバブル技術の農業応用を目的とした研究を世界に先駆けて行ってきました。ここでの成果を展開することで、兵庫県佐用町とIDECが出資する佐用・IDEC有限責任事業組合が2017年1月に「佐用まなび舎農園」を設立し、最新鋭のウルトラファインバブル生成技術「GaLF」を活用して、プレミアムトマト「夢茜」の栽培と、夢茜を100%使用したトマトジュースの生産を行っています。今回の登録内容は以下の通りで、今後「ファインバブル製品登録マーク」を表示することで、製品・サービスに関する信頼性の向上や流通促進を推進してまいります。



 ■ ウルトラファインバブル発生装置「GaLFシリーズ」 : 登録番号「RFG1704001」



 ■ IDEC福崎植物工場ラボ : 登録番号「RAL1704001」



 ■ 夢茜・佐用まなび舎農園 : 登録番号「RAF1704001」

(※佐用まなび舎農園で栽培しているプレミアムトマト「夢茜」と、夢茜を使ったトマトジュースを含む)



【ファインバブル製品登録制度について】

 ファインバブル技術は社会的に新しい技術であることから、ファインバブルの利用や効果についてのデータが明らかな商品やサービスを、FBIAが登録・公表する制度がファインバブル製品登録制度です。特に「ウルトラファインバブル」は、目視でバブルの有無を確認できないため、その利用や効果を示す技術的根拠を明らかにしなければ、商品・サービスについても信頼を得ることができません。

 そのため、FBIAでは「ファインバブル製品登録マーク」を表示することで、信頼できる商品・サービスの流通促進と、日本発の革新技術として世界への普及を進めています。



【ウルトラファインバブルについて】

 ファインバブルとは、目視できる泡よりも小さい直径100μm(0.1mm)未満の微細な気泡の呼称です。その中でも、更に小さなナノサイズ(気泡径1μm未満)の超微細な気泡を「ウルトラファインバブル」と呼び、ISO規格で国際的に定義されています。

 ウルトラファインバブルは微細な気泡であることから、浮力の影響を受けにくく、長期間液中に存在することができるという特性を持っています。農業・水産業・工業・食品業などの分野では、バブルによる植物育成効果や洗浄効果等が確認されています。

 最近では、大手家電メーカーがウルトラファインバブル技術を使った洗濯機を発売するなど、社会的認知も高まりつつあり、今後幅広い分野での応用が期待されています。




【FBIAについて】

 ファインバブルの健全な市場形成を目指し、ファインバブル技術の国際標準化、認証及び利用技術開発を推進する団体として、2012年に一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA:Fine Bubble Industries Association)が設立されました。


会員数(2017年6月1日時点)

■ 法人会員: 正会員40社、賛助会員32社、計72社 (国内企業63社、国外企業9社)

■ 個人正会員:13名


■※「FINE BUBBLE/ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」、「FBIA」ロゴは、FBIAの商標または登録商標です。