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官民共同で地域振興と儲かる農業を実践する、次世代農業プラント「佐用まなび舎農園」が完成

兵庫県佐用郡佐用町(町長:庵逧典章)とIDEC株式会社(大阪市・社長:舩木俊之)が出資する「佐用・IDEC有限責任事業組合」が、佐用町の三土中学校の跡地を活用し、プレミアムトマトの生産やトマトジュースへの加工を行う、次世代農業プラント「佐用まなび舎農園」が完成し、4月より出荷を開始いたします。
この農業プラントは、IDEC株式会社の子会社であるIDECシステムズ&コントロールズ株式会社が進める、農業のワンストップソリューションを実現した「Fine’s Farm」の初めての事例となります。



1. 事業の目的と概要


■ 廃校となった中学校跡地の有効活用
■ 佐用町の地域産業振興や人口減少の緩和、雇用や仕事の創出を推進
■ IDECの各種制御技術により、温度・湿度・水・光・土などさまざまな環境要素を自動でコントロール


地域創生施策の一つとして、廃校となった中学校の跡地を有効活用し、「儲かる農業」の実践を目的として、佐用町とIDEC株式会社が官民共同で農業事業に取り組みます。最適な栽培環境を自動で制御する技術を導入することで、生産作物に影響を与えるさまざまな環境要素を可能な限り高精度にコントロールし、安定生産を実現するとともに、「おいしさ」や鮮度・安全性にこだわった、プレミアムトマト「夢茜(ゆめあかね)」およびトマトジュースを生産します。また、栽培エリア北棟は研修・栽培実験棟として位置付け、今後兵庫県立佐用高等学校農業科学科との連携なども行う予定です。



2. 施設概要


(事業主) 

佐用・IDEC有限責任事業組合

(運営)

IDECシステムズ&コントロールズ株式会社

(所在地)

兵庫県佐用郡佐用町中三河485番地 (旧三土中学校跡)

(敷地面積)

15,578u

(施設面積)

6,831u

(主な施設)

栽培エリア北棟(栽培・研修実験棟)  2,095u

栽培エリア南棟                 4,277u

集出荷場                     360u

トマトジュース加工場             99u

(栽培品種)

トマト(フルティカ)

(年間生産量)

約70t

(施設完成)

2017年1月

(出荷開始)

2017年4月




(佐用・IDEC有限責任事業組合について)

  • 有限責任事業組合契約に関する法律に基づき、2013年3月に「佐用・IDECメガソーラー有限責任事業組合」として設立しました。組合で取り組む第一弾の事業として、全国的にも珍しい木製架台を採用したメガソーラー施設を2014年10月に建設し、発電・売電事業を行っています。
    農業事業に本格的に取り組むため、2016年7月に名称を「佐用・IDEC有限責任事業組合」に変更しました。



3. 佐用町・IDECの概要


■兵庫県佐用郡佐用町

(代表者)

佐用町長 庵逧典章(あんざこ のりあき) 

(発 足)

2005年10月1日

(人口)

17,622(2017年2月28日現在)

(世帯数)

6,903世帯 (2017年2月28日現在)


  • ■IDEC株式会社

(社名)

IDEC株式会社

(代表者)

代表取締役会長兼社長 舩木俊之(ふなき としゆき)

(創業)

1945年11月

(資本金)

10,056百万円

(従業員数)

連結2,222名 (2016年3月31日現在) ※特定社員・臨時社員含まず

(上場取引所)

東京証券取引所第1部




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