IDEC株式会社 (社長:舩木俊之)は、生産・製造現場の生産性向上のため、人とロボットの協働作業エリア内での“人・ロボット協調安全”を実現する、安全モデルパッケージの提案を4月26日(火)より開始いたします。
政府による「日本再興戦略」の重要政策である「ロボットによる新たな産業革命(ロボット革命)」の推進により、人とロボットが安全柵で隔離されることなく「協働作業」する生産・製造現場が増えてくることが予想されますが、このような環境での安全システム構築は、生産性向上を実現するキーポイントになります。IDECでは多彩な安全コンポーネントサプライヤーとして、また、社員の1/3が安全インテリジェンスを有するセーフティアセッサ/セーフティベーシックアセッサ資格を保有し、安全のソリューションプロバイダーとして安全システム構築をサポートします。
主な安全コンポーネント:レーザスキャナ、ライトカーテン、セーフティコントローラ、イネーブル装置、非常停止用押ボタンスイッチ、積層表示灯、強制ガイド式リレー、安全スイッチ、など
◆生産性向上を実現する、協働ロボットからハイパワーロボット使用の生産・製造現場の“安全モデルパッケージ”
IDECでは、ロボットの導入を検討されているお客さまのために、安全システムの構築をソフト面(ノウハウ)、ハード面(安全機器・システム)でサポートいたします。
ロボット安全パッケージ(松)
・安全ノウハウ講習、リスクアセスメント指導、レーザスキャナ(2台)ほか周辺安全機器、安全制御盤・制御盤設計・安全回路設計など
→ ご参考価格 300万円
ロボット安全パッケージ(竹)
・安全ノウハウ指導、レーザスキャナ(2台)ほか周辺安全機器、盤内安全機器
→ ご参考価格 100万円
ロボット安全パッケージ(梅)
・安全構成提案書、レーザスキャナ(2台)ほか安全盤内機器>
→ ご参考価格 80万円
◆ 生産性と安全性を両立するキーコンポーネント 「セーフティレーザスキャナ “SE2L形”」を発売!
4月26日に発売するセーフティレーザスキャナ「SE2L形」は、2段階の防護領域を設定することができ、機械を停止させる前に、減速を開始する領域を設定することができ、生産性の向上に貢献します。また検出距離5m、検出角度270°などハイスペックな性能を有しており、IDECのセーフティコントローラや強制ガイド式リレー、安全スイッチ、非常停止用押ボタンスイッチなどを用いたシステム構成で生産現場の安全対策ソリューションを提案してまいります。
【セーフティレーザスキャナSE2L形の主な特長】
◆2段階の防護エリアを設定することができるデュアルプロテクション機能搭載
2段階の防護領域を設定することができ、機械を停止させる前に、減速を開始する領域を設定することができ、生産性の向上に貢献します。また2つの機械をそれぞれ独立して監視することも可能なため、これまで2台のレーザスキャナやライトカーテンで監視していたエリアを1台で監視することができます。
◆業界トップの検出距離5メートルと検出角度270°で幅広いエリアをカバー
検出距離5m、検出角度は270°と、広いエリアの監視が可能です。
◆最大4 台まで一括制御可能(マスタースレーブ機能)
RS-485 による安全通信で最大4 台まで接続して制御することが可能。入出力を統合して1 台として扱うことができます。
◆速度に応じたエリア切り替え可能(エンコーダ入力)
AGV(無人搬送車)などのエンコーダからの入力により、高速時はエリアを広く、低速時は狭くするなど速度に応じたエリア切り替えが可能。ロボットなどでも動作モードによってエリアを切り替えることが可能です。