佐用町(町長:庵逧典章)とIDEC株式会社(社長:舩木俊之)は、原子力発電問題によるエネルギーの安定供給ならびに地球温暖化問題への対応と、
“再生可能エネルギー導入”による“循環型環境配慮社会 実現への貢献”を図るべく、10万平米の敷地に5メガワットの発電能力を有する
「佐用・IDEC申山太陽光発電所」“メガソーラー”を建設・完成させ11月より発電を開始いたします。
1.事業の特長
1)“国内初” 伝統の木造建築構造を太陽光パネル架台に採用 【特許出願中、意匠登録済】
・部材には兵庫県産ほか国内産木材を使用 "材地域産業への貢献"
・架台の設置工事、パネルの固定・設置時間を短縮 "作業工数の削減を実現"
・日本の森林問題解決への提案 "国内産木材の新たな需要を創出"
・循環型環境配慮社会への貢献 "使用後木材の100%再利用(パルプ材料・燃料・他)が可能"
佐用町は、平成21年8月・豪雨による大水害を経験。山林では大量の倒木が発生、流木が川の流れをせき止め浸水被害が拡大、その際、健全な山林育成の重要性を痛感しました。
今回、山林の健全な育成を推進し、防災力を高め、循環型環境配慮社会実現への貢献を目的に、“国内初”メガソーラー施設に国内産木材を活用した木造建築構造架台を導入しました。
2)佐用町とIDECが「LLP」を設立しメガソーラー事業を推進
佐用町とIDECは2013年3月にLLP「佐用・IDECメガソーラー有限責任事業組合」を設立し、メガソーラー施設の建設に着手、2014年10月に完成させ11月より発電を開始いたします。
◆LLP(Limited Liability Partnership)は2005年に施行された有限責任事業組合法に基づく組織。
業種や規模を超えた連携を企業などに促し、新たなビジネスや地域活性化につなげることを目指します。
ポイントとしては、
・組合員は出資額の範囲内で責任を負う
・取締役会などの必要がなく、素早い意思決定を実現
・組合員2人以上、資本金2円から設立可能
2.事業の概要
■主 体 | :佐用・IDECメガソーラー有限責任事業組合 |
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■設置場所 | :佐用町口長谷字申山219番地15他 面積100,540u |
■発電規模 | :5メガワット |
■年間発電量 | :533万KWh |
■年間売電収入 | :2億2,200万円 |
■パネル枚数 | :20,160枚 |
■総事業費 | :15億400万円(予定) (造成費用・送電線敷設費用等1億1,870万円含む) ※森林林業緊急整備事業補助金4,220万円(予定) |
■工事期間 | :平成26年4月14日〜10月14日 |
■請負業者 | :IDECシステムズ&コントロールズ株式会社 |
■県産木材使用量 | :1万2,000本(3m 2,000本、4m 10,000本) |
■国内産木材使用量 | :2,000本(4m 2,000本) |
■発電開始 | :平成26年11月 |
3.佐用町、IDECの概要
兵庫県佐用町 概要
代表者 | 佐用町長 庵逧典章(あんざこ のりあき) |
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発 足 | 2005年10月1日 |
人 口 | 18,571人 |
世帯数 | 7,024世帯(2014年10月1日現在) |
IDEC株式会社 会社概要
社 名 | IDEC株式会社 |
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英文社名 | IDEC CORPORATION |
代表者 | 代表取締役会長兼社長 舩木俊之(ふなき としゆき) |
創 業 | 1945年11月 |
資本金 | 10,056,605,173円 |
従業員数 | 連結2,287名(2014年3月31日現在)※特定社員・臨時社員含まず |
上場取引所 | 東京証券取引所第1部 |
4.本事業に関するお問い合わせ先
佐用町役場企画防災課
まちづくり企画室 担当:久保・篠倉
〒679-5380
兵庫県佐用郡佐用町佐用2611-1
TEL(0790)82-0664 FAX(0790)82-0131
E-mail:kikaku@town.sayo.lg.jp
IDEC株式会社
経営管理部広報グループ 担当:村上