Transport and Logistics

T&L

ピッキング作業効率化と商品のロス削減を両立する新アイテム

作業を高速化すればロスが増加するという流通現場でのジレンマ

「注文したらすぐ届く」ことが常識の現在では、保管・配送を担う流通センターに求められる役割が重要化・多様化しています。
そのうえ、顧客の注文は増加し続けているため、より多くの商品をこれまで以上に短時間で出荷することが求められています。
特に冷凍食品を扱う企業様では、冷凍食品の鮮度を保つために膨大な商品の中から必要なものを素早くピッキングし、一刻も早く集荷準備を整えなくてはならず、作業のスピードアップが急務となっています。

食品業界ではパッケージのサイズや形状がさまざまなことから、商品のピッキングは作業員が手作業で行うことが一般的です。
従来は手持ちのコードリーダを使っており、片手にコードリーダを持ったまま商品を持ち上げてコードを読み取るケースが多くありましたが、3パックセットの商品のような大きめのものは両手でしっかり持たなければ、コードの記載された面を手前に向ける際に手を滑らせて商品を床に落としてしまうなど、ロスを増やす原因になっていました。
かといって商品を両手で扱うために逐一コードリーダを腰のホルダーに戻していては、効率が低下してしまいます。

顧客のために効率を高めなければならない一方、作業が雑になるとロスが増えるリスクが高まってしまう…。
このジレンマは、多くの流通センターが抱えている課題ではないでしょうか。

ウェアラブルなコードリーダがロス増加の原因を解消

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