T&L
物流センターをはじめ、さまざまな現場で日常的に使用されているフォークリフト。
重い荷物を運搬するのに非常に有用な乗り物ですが、自由度が高い反面運転の仕方によっては人身事故の原因になります。
特に危険なのはバックの際。
フォークリフトはバック時、「ピッピッピッ」と自動で音が鳴りますが、騒音の大きい現場ではこの警告音がかき消されてし
まい、十分な注意喚起ができないことがあります。
そのため、フォークリフトメーカー様ではフォークリフトの右後ろに、運転者が振り返りながらクラクション音を鳴らせる
よう、グリップにホーンスイッチを設置することで対策されています。
しかし、従来のホーンスイッチは、フォークリフトの多くが使用されている半屋外の環境下に耐えられず、すぐ故障してし
まうことが課題でした。スイッチだけの交換で済めば手間になりませんが、スイッチが設置されたグリップごと取り替えな
ければならない場合もあり、コスト面からも気軽に交換できるものではありません。
その結果、現場ではホーンスイッチの壊れたフォークリフトがそのまま運用されており、事故のリスクが残されています。