特殊車両
強い日差しを受けながら作業を行うことの多い建設現場では、通常なら当然見えるはずのサインが読み取りにくくなるという問題があります。特に小型のショベルカーなど、運転席が屋根のみで外から光が入ってくる建設機械の場合、操作パネルに設置されたスイッチのON/OFFを示す表示灯が、西日の影響で光っているのか消えているのか判断しにくくなります。
このような認識の低下は誤操作の原因にもなるため、現場では“ひさし”を取り付けて西日の影響を抑えようとしていますが、あまり効果が見られないのが現実です。安全性を高めるためには表示灯の視認性向上が欠かせませんが、そのためには建設機械メーカー様側で操作パネルを工夫する必要があるのではないでしょうか。