Special Vehicles

特殊車両

意図しないPTOの切り替えを防ぐインターロック機構で
工事現場に安全を

PTOを採用している建設機械が人身事故を起こすリスク

建設機械では、エンジンを車両の駆動と作業機の駆動の両方に用いるPTO(=Power Take Off)が採用されています。
例えば、パワーローダーであれば、操縦席にあるスイッチを押して車両の駆動とショベルの駆動を切り替えることにより、足元のアクセルを踏み込むだけで2つの役割をこなすことができます。皆さんはこのような建設機械の機構に、人身事故のリスクがあることを認識されていたでしょうか。

もしも、操縦者が誤ってPTOの切り替えスイッチにぶつかり、意図せずポジションを変えてしまった場合、そのままアクセルを踏むと操縦者の予期しない動きが起こります。例えばショベルを動かすつもりが車両を前進させてしまう、あるいは逆に車両を動かすつもりがショベルを動かしてしまうなど、このような動作には操縦者や周囲の人を傷つけるリスクがありました。最近では労働力不足から作業現場において建設機械の操縦に不慣れなオペレータが操縦する機会が増えてきており、ミスの発生する可能性がぐっと高くなっています。

建設機械メーカー様はこのような状況を踏まえ、ヒューマンエラーの発生を未然に防ぐ根本的な対策が求められています。

インターロック機構を持つスイッチでヒューマンエラーを予防

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