半導体
トレーサビリティを確保するためにはさまざまな設備が必要になります。コードリーダもそのひとつであり、近年では2次元コード対応のものや小形のものなど、用途に合わせて多様なコードリーダが販売されています。しかし、半導体製造装置で使われるロードポートでは、使用できるコードリーダの選択肢が限られていました。
ロードポートではコードリーダ設置箇所はSEMI規格E15.1で仕様が定められており、スペースが狭くコードよりも低い位置にあります。そのため、小形で斜め下からでも確実に読み取れるコードリーダでなければ使用できず、条件を満たすコードリーダが少なかったのです。