マテリアルハンドリング
限られた工場内のスペースをできるだけ有効活用できるよう無人搬送車(AGV)は継続的に小型化が求められており、従って、その表示・操作端末には小型表示器を据えるケースが多く見られます。
しかし、小型の表示器を設置したAGVではこれまで、表示器の故障などのトラブル時や生産ラインのレイアウト変更などで画面の更新が必要となる度に、多大な手間が発生していました。その要因の一つは、大型の表示器に標準搭載されていることが多い、ネットワークを使って画面を更新する機能が備わっていないためです。
AGVメーカーの担当者様は、工場からレイアウト(システム)変更の依頼を受けると、新しい画面を作成した後に工場まで足を運び、持ち込んだパソコンと表示器を有線でつないで画面変更を行う必要がありました。工場が近隣にあればまだ対応可能ですが、ユーザー様がグローバル企業で工場が世界中にあるという場合、AGVメーカーの担当者様がそれぞれの工場を訪れてメンテナンスすることは容易ではありません。
FTP サーバー機能に対応した、IDECの小形プログラマブル表示器「HG1G形」をご紹介します。