食品機械
加工機で発生する「異物の詰まりによるスイッチ動作不良」は、あらゆる業種の食品加工機械で発生しており、対応策もさまざまです。
ある食肉加工工場では、手袋をした作業者が食肉をスライサー装置にセット、加工した後、手作業で仕分けしています。
食肉加工工場で起こるスイッチ動作不良は、スライサー装置のスイッチを肉片が付着した手袋で操作することで、スイッチの隙間に異物が詰まってしまうことが一番の原因でした。その対策としてスイッチにゴムカバーを取り付けましたが、今度は付着した脂を薬品や洗剤で洗浄することでゴムが劣化し、頻繁にゴムカバーの交換が必要となりました。
定期的なゴムカバーの交換作業が手間となり、何かもっとよい方法がないかと悩んでおられました。
隙間があるから異物が入るので、そもそも隙間のないフラットなメタルのピエゾ(圧電)形スイッチをご紹介します。