Elevators

エレベータ

電気回路の手軽な改善で
停電による運転モードの強制切り替えを防止

通電中のみモードを切り替える回路構造が人身事故のリスクを生む

エレベータメーカーの保守担当者が製品の点検作業を行っている最中に停電が発生すると、人身事故が発生する危険性が高まることをご存知でしょうか。

従来のエレベータのモード制御は、回路に通電している間のみ点検用運転モードに切り替わる仕組みになっています。そのため、もしも点検用運転モードの状態で停電が起こると、通電しなくなるので自動的に通常運転モードに戻ってしまいます。保守担当者がこれに気づかないまま、復電後に誰かが昇降ボタンを押したとしたら…、人身事故が発生してしまう危険性が高いといえます。

このようなリスクを避けるため、欧州ではエレベータ新安全規格「EN81-20/21」の中で安全対策を施すことが求められており、今後、日本や中国でも規格化の動きが予見されています。

シンプルでも安全な電気システム構築にキープリレーという選択肢

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