Elevators

エレベーター

メンテナンス中に籠の移動に気づかせる
手軽なソリューションで安全を確保

籠の移動を光と音で知らせる安全要求がヨーロッパで適用

エレベータのメンテナンス時には、昇降路の最下部にあるくぼみ、ピットに保守担当者が入り込み、作業を行います。その際、外側で別の担当者が籠の移動を操作しますが、ピットに人がいることに気づかないまま籠を動かしてしまったり、操作を誤って籠を降ろしすぎてしまったりすることで、ピットにいる担当者に籠や釣合い重りがぶつかり、人身事故が発生する可能性があります。

このようなリスクに備えるため、2014年にヨーロッパで適用された新安全規格EN81-20では、メンテナンス時の籠操作において、(1)籠が動いている間は可聴信号と光の点滅信号を籠下で作動させること、(2)その際の可聴信号は、籠下1m地点で最小55dbであることの2点を要求しています。これらの安全要求は日本でも今後適用される可能性が高いため、システム開発者の方は対策を検討されているのではないでしょうか。

面倒な手間をかけずに籠移動時の安全を手軽に実現

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