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2アクションのインターロックという発想で安全柵の
ドア用インターロック装置故障によるダウンタイム発生を防止

ドア開閉時の衝撃がアクチュエータ故障の原因に

自動車製造の溶接工程では、長い製造ラインに複数台のロボットが設置されており、安全性を確保するためにライン全体が柵でおおわれています。そこでは通常複数のドアが設けられ、そのドアには、人身事故を防止するため、ドアが開いている間はロボットを停止させるインターロック装置となる安全スイッチが取り付けられます。

しかし、安全スイッチの使い方によっては、アクチュエータがドアストッパに代用されている場合があり、ドアを開閉するたびにアクチュエータに衝撃が加わり、破損してしまうリスクがありました。

アクチュエータがひとたび破損すれば、ダウンタイムを発生させる可能性があります。さらに、ドアがひとつであれば、アクチュエータをすぐに交換して復旧できますが、ドアが複数ある溶接工程などの場合には、どのドアの安全スイッチのアクチュエータが故障してラインが止まっているかをすぐに判別できないこともあり、ダウンタイムを長引かせることもありました。

2アクションのインターロック機構で故障を原因から対策

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