株式会社日本製鋼所様
射出成形機の安全装置として、ロック付安全スイッチをご採用
日本製鋼所様で製造される全電動射出成形機は、安全確保のため、可動部の扉が開いているときには機械が作動しないよう安全対策が施されています。
扉に取り付けられた専用のアクチュエータが、扉を閉めることによって安全スイッチ本体に挿入され、本体内の接点が切り替わって安全信号を伝えます。
したがって、扉が閉まっている場合だけ機械の可動を許可し、扉が開いている場合は停止状態を維持するシステムの一部として使用されます。
IDECの安全スイッチ「HS5L形」は、小形でスリムなため狭小スペースにも設置でき、装置の小形化に貢献しています。また、小形ながらロック時のアクチュエータの引き抜き強度が1400Nと高く、幅広いユーザー様からご評価いただいています。
ご採用いただいたポイント
- 使いやすさを重視した安全スイッチ
- ・小形でスリム!
- ・小形ながら、ロック強度1400N(ニュートン)*を実現
営業担当者の声
今回ご採用いただいた安全スイッチ「HS5L形」は、2接点タイプを展開しています。必要とされる接点数が少ない今回の設置箇所に最適なスペックの製品で、お客さまにご満足いただくことができました。
それ以外にも、安全性の高さで定評のある非常停止用押ボタンスイッチや、安全回路をかんたんに構成できるセーフティコントローラなどをご採用いただきました。今後も、「危険ゼロ」のものづくりの一端を担ってまいりたいと思います。
IDEC株式会社 コンポーネンツ営業部 広島営業所 神山 広輔
ご採用いただいた製品のご紹介
HS5L形 / ロック付安全スイッチ
HS5L形は、安全対策が求められるあらゆる機械向けに、最新の国際安全規格に対応したソレノイド付安全スイッチです。
機械の安全対策に用いられる安全スイッチは、機械の複雑化に伴い接点が増加傾向にありますが、危険レベルが比較的高くない中小形の機械は、必要とされる接点も少ないため、既存の安全スイッチでは過剰スペックとなっていました。
HS5L形は、省スペース・配線工数削減に貢献するスプリング式端子台を採用しており、消費電流が従来品比25%ダウンするなど、使いやすさを重視した安全スイッチです。
お客様のご紹介
1907年に創業された日本製鋼所様は、素形材・エネルギー事業や、産業機械事業をグローバルに展開されており、「素材とメカトロニクスの総合企業」として時代と社会の要請に技術で応えておられます。